タミヤ1/35改造 センチュリオンMK.Ⅰ(大学選抜チーム) その3
砲身はプラ棒からの削り出しです。金属砲身だと重すぎてどうもバランスが悪いので。
電動ドリルのチャックに5ミリ丸棒を差し込み、回転させて旋盤の要領で削り出しました。ただ、写真の金属砲身と較べるとマズルブレーキ部分のボリュームが足りないので、パテ盛りして再度削ります。
パテ(黄色い部分)を盛って再度削ったのが下の写真。パテは市販のものではなく、プラモデルのランナーをラッカーうすめ液でドロドロに溶かしたものです。乾燥が遅いのが難点ですが、乾燥後ははがれたりすることもなく、完全に部品と一体化するので、押し出しピン跡の穴埋めなどに重宝しています。ラッカーうすめ液はホームセンターで簡単に入手できますが、私は流し込み接着剤としても使用しています。模型専門店に売ってる接着剤と較べるとコスパ良すぎ☺
同時製作の防盾はキットのものを手直ししたものです。
タミヤ1/35改造 センチュリオンMK.Ⅰ(大学選抜チーム) その2
- まずは資料集め。だいぶ以前のホビージャパン誌に製作記事が載っていたのをおぼろげに覚えていたのですが、何号かわからないので検索してみると1984年2月号と判明しました。うーん、以前持ってたのですがとうの昔に手放してしまっているので再度入手するしかありません。というわけで、ヤフオクでタイミングよく出品されていたものをゲット。部品図が原寸で掲載されているのでコピーします。
- 部品図を元に1㍉プラ板を切り出していき、写真資料と首っ引きで接合面や段差を考慮しながら組み上げていきます。写真ではわかりませんが、補強のためのリブ(プラ板製)も組み込んであります。MK.Ⅰの砲塔は前部が鋳造、後部のメイン部分が装甲板溶接となっているので、作業効率を考えて分割式にしました。ある程度形が出来たら接着することにします。
説明が前後しますが、他に資料として月刊グランドパワー2006年7月号を主に使用しています。他にも、ネットでボービントンに現存する実車の写真が多数見れるのでそちらも適宜参照するといいでしょう。